2019年8月25日(日)11時から、桑園地区連合町内会文化部の主催により、桑園ふれあいセンター内で、「第27回桑園開拓まつり」を開催しました。当日は生憎の雨天のため、北海道知事公館の中にある桑園碑前から場所を移しての開催となりました。
明治時代、養蚕を奨励する開拓使は、南1条から北側、西8丁目から西側の地域を桑畑にするため、明治8年に旧庄内藩(今の山形県)士族156人の手によって開墾され、桑苗4万本を植樹されました。これが、「桑園」の由来となっており、この事跡を刻んで建立されたのが桑園碑(石碑)です。
桑園地区開拓に貢献された先人への感謝と顕彰、桑園住民の意識高揚、次世代への史実の伝承、住民相互の親睦増進などを図ることを目的に開催されたこのまつりでは、桑園小学校の6年生6名が桑園碑に彫られている陰文を暗唱し、桑園の開拓の歴史を紐解いたほか、参加者(招待者・札幌山形県人会の皆さん・桑園小学校関係者・各町内会役員など約140名参加)による献花、献杯が行われました。